11月11日(日)TFA第4回講座『メディアリテラシー』を開催しました

11月11日(日)TFA第4回講座『メディアリテラシー』を開催しました

TFA第4回目は、「メディアリテラシーとリーダーシップ」について学びました。

元日経BP社の経済記者でジャーナリストの治部れんげさんを講師にお迎えしました。
治部さんから3時間にわたり、とくしまフューチャーアカデミーバージョンの「メディアリテラシーとリーダーシップ」について御講義頂きました。

とくしまフューチャーアカデミーの受講生の皆さまは、修了後「県の審議会へ参画し意見を求められる役割」もあるということから前回のクリティカルシンキングからさらに、思考を磨き視点や意識の引き上げを行う実践的なトレーニングとなる3時間でした。

 

メデァイリテラシーとは何なのか?

冒頭にこれまで取材をされた芸能人の対応やメディアの見せ方の事例から、

メディアは意図してコントロールできるもの

それを理解した上で見る・読むことの必要を教えて頂きました。

そして、発信側にこそリテラシーが必要と、メディア発信側の社会的責任についても言及され、過去ジェンダー炎上事例なども紹介してくださいました。

 

なぜメデァイリテラシーが必要なのか?

審議会委員としてだけでなく、地域経済を活性化する経営者やマネージメントを行う立場の人にとって、
メディアを主体的に読み解く力をつけ、
自分と異なる価値観や意見を持つ人に伝えるスキル

として活かしてほしいとお話くださいました。

一般的に、男性と比較し女性は感情が優先すると言われますが、そのモヤモヤした気持ち、それをみんなに理解してほしいと思う一方で、
なぜモヤモヤするのか、その気持ちを言語化し論理的に説明し説得的に伝えることが苦手な人だと感じている人が多いようでした。

女性が男性に比べ、協調性や親和性が高いと言われるのは、空気を読む(感じる)力が高く、調和を重んじ、他者やまわりの評価を気にすることも大いに関係があるようです。

でも、それも経験を重ね、意識しトレーニングすることで身につくスキルです。

事前に、人は皆違う意見や考えを持っていて当然で、

他の人と違う意見を出し、様々な視点や価値観を共有する場であることが重要!と、治部さんのお声がけで、この日は受講生の皆様がとても積極的に手をあげて自由に発言してくれたのが印象的でした。

情報過多の現代、何気なく目にしている新聞・雑誌・CMなどの映像やイメージから、
無意識に固定概念を刷り込まれ、疑問も違和感も持つことなく、性別役割分業についての意識も希薄になっていることも大いにあるのかもしれません。

日常の中のジェンダーとメディアを考えてみる!

そこで、事前アンケートとして最近見た情報(番組・情報・CMなど)の中で
「これは変ではないか?なんだかモヤモヤする!」というものを挙げて頂きました。

  • ウィスキーは男性の飲み物であるという演出
  • チューハイのCMで描かれる女性管理職のイメージ
  • 芸能人の結婚報道「妊娠はしていません。仕事は続けます」という発言
  • 女性活躍って何?
  • ハズキルーペのCM

これらの一つ一つについて、

なぜモヤモヤするのか、

それらの背景に何があるのか?
また、同じものを見ても、モヤモヤする人としない人の意識の差は何か?

そのモヤモヤが妥当であることを説得的に伝えるには?など、受講生同士のディスカッションが大変活発になりました。

さらに治部さんからは、自分の意見を人に伝えるだけでなく、

反対意見にも耳を傾け、説得的な再反論ができるか?

賛否両論ある場合、自分が意思決定権がある場合どうするか?

様々なサジェストを頂き、どうもこの「意思決定」が苦手ということに気付いた方も多いと思います。

地元を巡る報道・発信を考えるトレーニング

後半は、この夏話題となった地元徳島の阿波踊りをテーマに、

地元を巡る報道・発信を考える

トレーニングとしてディスカッションを行いました。

今夏、阿波踊りを巡るこの報道の真実は一体何だったのだろうか。
ほどんど、阿波踊りついて知らない方同士の話なので、
事情通の人から見れば、ご意見も多々あるかもしれませんが、
これが、多くの徳島県民の生の声ではないかと感じました。

昨年6月、阿波踊りに関する累積赤字が4億円!!という報道で表面化するまで、
徳島県民のどれほどの人がこの事実を知っていたのでしょうか?
徳島が一番熱い4日間、あれだけの人手で4日間130万人という情報にも
「?」がついてまわる。。一体何が真実なのか。

  • そもそもの論点は何か?
  • 登場人物(関係者・関係組織)を整理する
  • 報道を見て、自分はどう感じたのか
  • 報道されていない事実で気付いたこと

上記について、資料として配られた新聞記事を読み比べてみました。
同じ日付に出された新聞では、同じ会見を見て記者の書き方がこんなにも違うことを
改めて認識し、自分で主体的に読む習慣をつける必要性を学びました。

各社の報道に違いが生まれるのはなぜか?
黒字転換させるためにはどんなアイデアが出せるかなどをグループで話合いシェアをして頂きました。
ここで出た様々なアイデアは、ぜひとりまとめ提案したいと思うほどでした。

毎回あまりに楽しくて、3時間があっという間に過ぎてしまいます。
クリティカルシンキングもメディアリテラシーもできることなら1日特別講義をお願いしたいほどですが、教えて頂きましたことをそれぞれが日々の中で、実践し身に付けていくことが一番大切なことです。

次回のTFA5回目は、11月18日(日)政策・方針決定への参加です。

震災後、東北復興支援に取り組まれてきた、NPO法人ウィメンズアイの石本さんのお話は東北の成功事例を交え、いかに現場から当事者が声をあげることが重要であるかをお話して頂きます。

TFAも残り3回となり、終わってしまうのがとても勿体ないほど受講生の皆様の交流や意見交換も活発になって、良い雰囲気が流れています。
寒くなる時期ですが、体調管理に気をつけて最後まで頑張りましょう。

ご参加のお申し込みは、専用フォームから必須事項をご記入の上、送信ください。

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